鬱

その憂鬱の原因【現代社会で生き抜く為の作戦を練ろう】

季節が関係している

季節性うつ

元気になる

日本には四季がありますが、季節によっては、身体にだるさが出たり、気分が落ち込んだりしてしまいます。雨季・冬季などは、日照時間が短くなる上に、気候によるストレスが、憂鬱に大きく関係しているといわれています。その中でも今回は、冬季うつと呼ばれる症状について考察いたします。冬季うつは、季節性感情障害と呼ばれており、1984年に米国の研究者によって発見されました。冬季うつの有病率は、暖かい地域と寒い地域で10パーセント近い差が出るほど気温が大きく左右し、寒い地域は必然的に有病率も高くなってしまいます。冬季うつの症状としては、主に10月から12月にかけて、憂鬱等のうつ症状に見舞われ、春先になると回復するというものです。どうして冬になると憂鬱になるのでしょうか。その主な原因は日照時間にあると言われています。

メラトニンとセロトニン

冬季は日照時間が減りますが、そのことによって憂鬱な気分になったり、冬季うつと呼ばれる症状を引き起こしたりする人がいます。その理由は、日照時間が減ることによって、メラトニンの分泌タイミングや量が不安定になるためです。メラトニンの分泌が安定しないと、眠気が取れない状態になります。また日光を浴びる機会が減るため、心のバランスを整える働きがある神経伝達物質セロトニンの分泌が減ることも、精神のバランスを崩す大きな理由となっています。またセロトニンが不足することによって、ストレスが増加するため、悪循環を引き起こしやすい環境になります。また冬季は気温が下がるため、地域によっては、気候的なストレスも大きいため、さらなる悪循環となるのです。それでは、冬季うつの症状を解消するためには、何が必要なのでしょうか。一番良いのは、専門的な治療を行うことです。治療には様々な種類のものがありますが、最も効果的であるのは、日光浴を行うことです。日光を浴びることでメラトニンの分泌が活性化し、それによってうつの発病を抑制することができます。また、タンニングなども効果があるようです。その他には、薬物療法や、専門家による認知行動療法も効果的とされています。